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ご訪問ありがとうございます! 初めての方は下記注意書き及びご案内をご一読下さい。

コー○ギアス/ジノルルとジノルル(にょた)のSSがあります。
あくまで、個人の趣味と妄想の産物です。関係者様とは一切関係ありません。

ボーイズ、女体化ともに、15禁から18禁の性描写シーンが書かれる場合があります。性描写がある場合、記事の最初に注意書きを明記させて頂きますので、苦手な方はお気をつけ下さい。

管理人は、ジノルル好きですが、スザルルも好きでもあります。カップリングに対する批判等はおやめ下さい。

注意書きを読みになってからのクレームは、一切受け付けられません。

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管理人: 森田望愛
(こちらは「ショコラ☆あんみつ」の別館です)

お世話になっている検索サイト様(携帯用)
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2010年1月17日コミックシティ東京123内にて、にょたルルのプチオンリーを主催することに
なりました。(にょたルルで、カップリングは色々♪)
頑張りますので、応援よろしくお願いします!


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小説タイトルリストです。

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ジノ×ルルーシュ

パンドラの恋人(連載中)
1話 / 2話 / 3話 / 4話 / 5話 / 6話

騎士皇子で年の差(全て短編/突発的にアップ)
 / 


ジノ×ルルーシュ(にょた)

初恋のロンド(ジノルルコ/ハーレクイン調ロマンス。連載中)
1話 / 2話 / 3話 / 4話 / 5話 / 6話 / 7話 / 8話
9話/ 10話 / 11話 / 12話 / 13話 / 14話 / 15話
16話 / 17話 / 18話 / 19話 / 20話 / 21話/ 22話
23話 / 24話 / 25話 / 26話 / 27話 / 28話 / 29話 / 30話
31話 / 32話




薔薇獄乙女(ジノ24歳、ルル8歳の年の差。連載中)
1話 / 2話 / 3話 / 4話 / 5話 6話 / 7話 / 8話 / 9話 /10話


騎士皇女でいちゃいちゃ(全て短編/突発的にアップ)

 / 


「本気のOnly You」シリーズ
先着購入特典おまけSS(2008年8月配布)


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初恋のロンド(ジノルルにょた) 三十二話



テーマ : コードギアス 反逆のルルーシュ ジャンル: アニメ・コミック


超久々の更新です!
年の差とあわせて、こちらも頑張ります。

↓↓ 拍手ぽちっとして頂けるととても励みになりますv




「ええ、僕はそう思います」

ナナリーはきっぱりと肯定した。
今の段階では、ルルーシュを幸せに出来るのは、スザクしかいない。
いや、そう思うしかないではないか。確かに、シュナイゼルの言う通り、今のスザクの心はわからない。だが、かけてみるしか、信じてみるしかないではないか。

「…それとも、シュナイゼル兄さまは、スザクさんよりも、ヴァインベルグ卿の方が、姉を幸せに出来るとお考えなのですか? 確信でもおありですか?」
「…いや」

優雅な口調で、シュナイゼルは答える。決して、ナナリーに気圧されているわけではなく、どこか面倒くさいといった、そんな口調だった。
自分から訪ねてきておいて、なんという態度だろう。
わずかに感じるいらだちを穏やかな顔の向こうに隠し、ナナリーは、「咲世子さん」とすぐ近くに控えている人に声をかけた。

「…シュナイゼル兄さまにお茶のご用意を」

その言葉に、シュナイゼルはふっと小さく笑う。
決してまじりあわない二人だが、二人だけにわかるサインがある。
「お茶を用意しろ」というのは、シュナイゼルに対して、「もう帰ってほしい」という意味なのだ。
話は終わっていないけれど、相手が真剣に話し合う気持ちがないのなら、これ以上、時間を過ごしても意味はない。
長い間、ルルーシュとナナリーに仕えてくれている咲世子は、言葉の裏の意味をよく理解しているのだろう。
「はい」と答えながらも、その場を動く気配はない。シュナイゼルも、それを無礼だととがめることもなく、立ち上がった。
だが、すぐには出て行こうとしなかった。
まだ、用事があるのだろうか。

「…ナナリー。実は、今日は、客人を招いているんだよ。私はこれから所用があるので、君にお相手を頼めるだろうか」
「…僕に、ですか?」

ナナリーは眉をひそめた。
宰相をつとめるほどの兄の客人を自分が?
コーネリアか、クロヴィスあたりが適任のはずだ。だが、「兄」のたっての頼みを断ることが出来るはずもない。
聞こえないくらい小さくため息をつき、

「…シュナイゼル兄さまがどうしても、とおっしゃるのでしたら」
「ああ、どうしても、君でなくては駄目だ」

シュナイゼルが有無を言わさぬ口調で返す。
かさり、と音がする。上着のポケットを探る音だろうか。
さらに、続く、ピピピという電子音。携帯電話だろう。
誰を呼ぶ気だろうか。

「ーーああ、カノンかい? 彼を、ナナリーの部屋へ連れてきてくれるかい?」

彼? では、相手は男?
あえて、ナナリーにもてなさせようとする相手とは…。

「…シュナイゼル兄様、僕がお相手する方とはどなたなのですか? ブリタニアの方、ですか? それとも、…別の国の方、ですか?」

ナナリーは訊ねた。何となく、嫌な予感がしたのだ。

「すぐに来るよ。会えばわかる」

質問に明確に答えず、シュナイゼルは部屋の中を移動し、窓のそばに近寄った。
かつん、とガラスを叩く音がする。

「薔薇が綺麗だ。白い薔薇は、まるでルルーシュのようだね。…知っているかい? ナナリー。白い薔薇の花言葉を」
「…いいえ」
「純潔だよ」

ナナリーは答えなかった。
シュナイゼルの物言いが、皮肉に感じたからだ。
純潔。あえて、それを強調するのはどういうことだろう。
シュナイゼルは何を考えている?
やはり、この兄のことは苦手だ。
ナナリーは思った。
自分に力があれば、姉はこんな場所にいなくてもいいものを…。
返事がないことを特に不愉快に思うわけでもないらしく、シュナイゼルは黙っている。
しばらくして、ドアがノックされた。

「はい」

咲世子が応じ、外の人物たちを迎え入れた。一人は、シュナイゼルの腹心、カノンだと声でわかった。
そして、もう一人は。

「ーーやあ、久しぶりだね。ナナリー」
「…どなた、ですか?」

声ではわからない。それとも、自分が覚えていないだけだろうか。首をひねると、その人物が、ナナリーの手をそっと触れた。
あたたかな手。ごつごつとしたマメだらけの手。
ナナリーは、この手を知っている。
はっと息を呑んだ。

「…スザク、さん…」
「覚えていてくれたんだね。ナナリー。そうだよ。スザクだ。ルルーシュを、僕の花嫁を迎えにきたんだ」



***


その頃、ルルーシュは優しい恋人の腕の中にいた。
逞しい胸に頬を寄せる。ずっとこのままでいたいと思うけれど、そうはいかない。

「…もう、…帰らなくちゃ…」
「まだ、大丈夫だよ。…宮廷内は広いから、散歩していたといえばいい。もう少しこうしていよう? それに…今すぐは、動けないだろう?」
「……うん…」

心だけでなく、身体も結ばれた。
嬉しかったけれど、ルルーシュは処女だったから、やはり負担は大きかった。
受け入れる時はとても痛かったし…、ジノが胎内からいなくなった今でも、受け入れたその場所は、じんじんと痛んでいた。

(…幸せ…、だけど…)

愛しい人に抱かれ、とても幸せだ。たった一度だけでも、その幸せを味わえればそれでいい、とそう思っていた。
だけど、…本当にそれで満足できるのだろうか。
二度と触れることは出来ないと思っていた恋人の肌。髪。唇。
それが、今は、すぐ目の前に、ある。
そして、二人は結ばれてしまった。それなのに、自分は、別の男の元に嫁ぐことが出来るのだろうか。

(…スザク、…)

子供の頃、一緒に過ごした幼馴染。
母をなくし、宮廷からは疎まれ、厄介払いされるように、日本にやられた。そこで、二人を受け入れてくれたのは、スザクだった。
最初は、つっかかってばかりで、少しも優しくなくて。
だけど、そのうちに打ち解けることが出来た。

――なあ、大きくなったら、俺とけっこんしようよ。
――スザク、と?
――ああ、…駄目?

ルルーシュのことが好きだよ、とスザクはそう言ってくれた。ブリタニアがいづらいのなら、このまま日本にいればいいよと言った。
俺がずっと守ってあげるから。だから、俺の嫁さんになりなよ、と言った。
そう言って、スザクはルルーシュの唇にキスしようとした。反射的に、ルルーシュは、「駄目」だとキスを遮っていた。
ジノのことが忘れられなかった。
多分、かなうことはないと分かっていても、初めてキスする人は、あの少年がいいのだとそう思っていた。

(…スザク…、俺は…)

ルルーシュとスザクの婚姻は、国の利害関係のからむ政略結婚だ。
皇帝から、そのことを告げられた時には、驚きもなかった。
スザクなら、きっとナナリーのことも大切にしてくれる。それに、ルルーシュがこの婚姻を引き受ければ、ナナリーの目も足も、十分な治療を約束されるのだ。
邪魔者の皇女という立場からすれば、過ぎた扱いだろう。
そうだ。そう割り切ってしまえばいい。そう思った。
けれど。

――これは、枢木の息子からそなたに、だそうだ。

皇帝から渡された手紙。スザクが、ルルーシュにあててしたためたものだった。
そこには、スザクからのルルーシュへの愛情がいっぱいに記されていた。
君を迎えに行くよ。ずっと君のことだけを思ってきたんだ…。
スザクにとっては、今回の婚姻は政略であって、政略ではない。
彼自身が心から望んできたことだった。
打算ばかりを考えていた自分が恥かしい。これからはジノを忘れて、スザクを愛していこうと思った。
そうすれば、きっと、皆が幸せになれる。
ジノは、ルルーシュを愛してくれたけれど、彼ならばきっと素敵な女性が見つかるだろう。
だけど、ジノは、ルルーシュをずっと愛し続けてくれた。
あんなに身勝手な別れ方をしたのに、ルルーシュを責めもせずに…。
抱いてほしい、と思ったのは、ルルーシュの我侭だ。
確かに、ジノはルルーシュを欲しがってくれたけれど、それは、ルルーシュの方でいくらでも拒絶できたことだ。
最後に一度だけ。一度だけでいいから。
一度でも、愛する男のものになれたら、それで、全てを忘れられると思っていたのに。
ルルーシュの中に、ジノは、さらに深く刻み込まれてしまった。
こんな気持ちで、自分はジノを捨て、スザクを愛することが出来るのだろうか…。

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ありがとうございます!



テーマ : 管理人日記 ジャンル: アニメ・コミック


皆様、ご訪問ありがとうございます!
パスワード制というご面倒もかけてしまったんですが…たくさんの方に見に来て頂けて嬉しいですv
そして、ブログ拍手もありがとうございます!

こちらも、スザルル同様、まめに更新できるように頑張りますねv

以下、頂いた拍手コメントへのお返事ですv




ぷりん様v

こんにちは!
いえいえ! 一日に何度も…などとおっしゃらずに、何度でもどうぞv
ていうか、むしろコメント頂けるの、嬉しいですよ!

ジノルルブログの件、お言葉ありがとうございます。

小ネタの方は、記事を消してしまたったので、同時にコメントも消えたんですが…
名前なしで、すぱんと「ジノルル嫌いなんでやめて下さい」と書かれたのは、さすがに
あうっ、と思いました(汗)

小ネタの方って、コメントはいるとメールでお知らせがくるんですよ。
嬉々として見に行ったら…だったんで(苦笑)

私も、受け入れられないカップリングはありますが(…スザユフィとか)、でも、だからといって、それは表に出さないです。
ぷりんさんもそうかと思いますが…。
そのカップリングを好きな人や、書いている人は…それは自由だと思いますし、こちらがとやかく言うことではないですよね。
対象は違うにしろ、好きという気持ちは一緒。
根本的には、ギアス好きな仲間なんですからv

まあ…たとえば、こんなふうに一対一で話をする場合には、別ですけどね。
言っちゃう時もありますよ(笑)

でも、どうしてあそこまで、人の目に触れるところで、はっきり「嫌い」と書くのかなあと思いました。
自分がもし、好きなカプやキャラを誹謗中傷されたら、どう思うんでしょうか。
そのことをよく考えてほしいです。

ショックは…私、サイトでは結構色々言われることが多いので、ちょっと慣れっこになっているところがありますが(笑)

ジノルルも好きで読まれている方が、ああいうコメント見たら嫌な思いをするだろうなと想い、別にすることにしたんですよ~。


小ネタブログの方にも、お一人、「気にしなくても大丈夫ですよ」と励ましのお言葉をくださった方がいて…そして、ぷりんさんからも、こうしてコメントを頂けて、幸せですv

ご心配をおかけしてしまってすみません。
でも、結構元気ですので、大丈夫ですよv
最近、うたれ強くなったみたいなんで(笑)

スザルルも、ジノルルも、張り切って書いていきたいと思います!

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